2013年1月5日土曜日

ブログを始めるにあたって

本日から、ブログ「日本文化のユニークさー縄文からアニメまでー」を開始したい。このブログにアップする記事は、以下のブログで書き溜めてきたものを、体系的に整理したものとなる。

クールジャパン★Cool Japan

私はこれまで上のブログで「日本文化のユニークさ」を、次のような8項目にわけて考察してした。

(1)漁撈・狩猟・採集を基本とした縄文文化の記憶が、現代に至るまで消滅せず日本人の心や文化の基層として生き続けている。

(2)ユーラシア大陸の父性的な性格の強い文化に対し、縄文時代から現代にいたるまで一貫して母性原理に根ざした社会と文化を存続させてきた。

(3)森林の多い豊かな自然の恩恵を受けながら、一方、地震・津波・台風などの自然災害は何度も繰り返され、それが日本人独特の自然観・人間観を作った。

(4)ユーラシア大陸の穀物・牧畜文化にたいして、日本は穀物・魚貝型とも言うべき文化を形成し、それが大陸とは違う生命観を生み出した。

(5)大陸から海で適度に隔てられた日本は、異民族により侵略、征服されたなどの体験をもたず、そのため縄文・弥生時代以来、一貫した言語や文化の継続があった。

(6)大陸から適度な距離で隔てられた島国であり、外国に侵略された経験のない日本は、大陸の進んだ文明のの負の面に直面せず、その良い面だけをひたすら崇拝し、吸収・消化することで、独自の文明を発達させることができた。

(7)以上のいくつかの理由から、宗教などのイデオロギーによる社会と文化の一元的な支配がほとんどなく、また文化を統合する絶対的な理念への執着がうすかった。

(8)西欧の近代文明を大幅に受け入れて、非西欧社会で例外的に早く近代国家として発展しながら、西欧文明の根底にあるキリスト教は、ほとんど流入しなかった。

この8項目は、まだ暫定的なものであり、今後変更したり、文言を変更したりもありうるが、今後、この8項目にそって、これまで書き溜めてきたものを整理していきたいと考えている。
本日から、このブログを開始する。ここでアップしていく記事は、いかの復活させたい。しかし、これまでとは少し違う形にしようと思っている。以前は、 クールジャパン★Cool Japan のミラー版として利用していたが、今回の復活にあたっては、上のサイトの内容の、よりまとまったかたちを、こちらでアップしていくつもりである。たとえば、本にして出版するときに原稿に近いかたちで、これまで書いてきたものをまとめるために、このブログを使う予定である。 ブログのタイトは、「クールジャパン★Cool Japan」だが、内容により近いタイトルをつけるとすれば「日本文化のユニークさ―縄文からアニメまで―」といった感じになると思う。私はこれまで「日本文化のユニークさ」を、次のような8項目にわけて考察してした。 (1)漁撈・狩猟・採集を基本とした縄文文化の記憶が、現代に至るまで消滅せず日本人の心や文化の基層として生き続けている。 (2)ユーラシア大陸の父性的な性格の強い文化に対し、縄文時代から現代にいたるまで一貫して母性原理に根ざした社会と文化を存続させてきた。 (3)森林の多い豊かな自然の恩恵を受けながら、一方、地震・津波・台風などの自然災害は何度も繰り返され、それが日本人独特の自然観・人間観を作った。 (4)ユーラシア大陸の穀物・牧畜文化にたいして、日本は穀物・魚貝型とも言うべき文化を形成し、それが大陸とは違う生命観を生み出した。 (5)大陸から海で適度に隔てられた日本は、異民族により侵略、征服されたなどの体験をもたず、そのため縄文・弥生時代以来、一貫した言語や文化の継続があった。 (6)大陸から適度な距離で隔てられた島国であり、外国に侵略された経験のない日本は、大陸の進んだ文明のの負の面に直面せず、その良い面だけをひたすら崇拝し、吸収・消化することで、独自の文明を発達させることができた。 (7)以上のいくつかの理由から、宗教などのイデオロギーによる社会と文化の一元的な支配がほとんどなく、また文化を統合する絶対的な理念への執着がうすかった。 (8)西欧の近代文明を大幅に受け入れて、非西欧社会で例外的に早く近代国家として発展しながら、西欧文明の根底にあるキリスト教は、ほとんど流入しなかった。 この8項目は、まだ暫定的なものであり、今後変更したり、文言を変更したりもありうるが、今後、この8項目にそって、これまで書き溜めてきたものを整理していきたいと考えている。